「これって私だけ?」を指摘してくれる人がまわりにいるのはうらやましい。

お題「これって私だけ?」

 

「これって私だけ?」
もちろんのこと、私以外私じゃないからそれでいいということもいえるし、我思うゆえに我あるのでそれで行きます、と言ってしまうこともできるけど、僕はある程度「これって私だけ?」を減らしたい。

探せばいくらもいるんだろうけど、僕は発達障害と同性愛という属性を持っている。多くの人とは違うことがあたりまえという状況で、テンプル・グランディンほどにはないにせよ、「火星の人類学者」である。

僕は友達がいないし、家族類縁ともほぼ縁はなく、それ自体はたいていの場合問題なく過ごしてきた。過ごしてきてしまったし、それでやれてきてしまったのだ。このままでは非常に嫌な人間になるだろうし、もうなってきているのだろう。

こうなったのはプライドとか驕りのせいである。もともと共感性がかけているのは確かだけど。自分は何者かであるという根拠のない自信。でもこれがなかったら、きっと遠い田舎で発達障害の同性愛者の子供はどうしようもなかったし、そうして生き残って来れたということでまたおかしな学習をしてしまった。その後、僕は結局20代半ばで破綻するのだけど、そこから立ち直ってなお、今もまだ暗中模索である。

「これって私だけ?」を指摘してくれる人がまわりにいるのはうらやましい。